東京自転車ライフ 引き足の勘違い
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引き足の勘違い

Posted by アウトサイダーFP6 on 13.2011 トレーニング理論   0 comments   0 trackback
引き足論2

今回は自分が考える引き足そのものを取り上げたい。

まず踏み脚と引き足の違いについて。

踏み足は、出来るだけ脚が曲がった状態から脚が伸びきる状態までにトルクをかける。
引き足は、出来るだけ脚が伸びきった状態から脚が曲がる状態までにトルクをかける。

この点に間違いはないと思う。
出来るだけ脚が伸びきった状態=これが下支点なわけだ。

この下支点=6時の方向という固定概念を持っている方は、引き足を恐らく勘違いしている。

これだと引き足というのは、6時から9時辺りにかけて足を引き上げる動作をするという事になる。
足を踏みおろす踏み足と違い重力に逆らう動きをするわけで、非効率でトルクもかけにくい動作になるわけだ。
確かにその通りである。
こういう引き足もあるが、引き足はそれだけではない。2種類あるのだ。


ここで前回の記事で登場した強力ハムストリングを持つ彼の登場である。
彼はバイクを選ぶ基準をシートポストの角度にこだわりを持つと紹介した。またサドルもめいっぱい後に引く。

なぜだか、わかりますか?

下支点が足が一番伸びきる状態と考えると、厳密には6時の方向にはならない。
クランクの真上にサドルがあるわけではないからである。まぁ5時~5.5時あたりかな?
この状態で、シートポストの角度を5度ほど後に傾けて、かつ中央にセッティングしてあるサドルを限界まで後に引いたとします。
下支点はどうなりますか?

①6時方向(下)に移動する。
②3時方向(上)に移動する。
③変わらない。

答えは②である。
間違った方は、フォーミュラーカーのような寝そべって運転する自転車だったら、下支点が何時になるか考えてみよう。
この場合は3時付近になりますよね?

言い換えれば、彼は下支点を出来るだけ3時方向に引き上げるために、バイクをセッティングしていると言える。
なぜ?
下支点を3時方向に引き上げて、どんなメリットがあるのか?
仮に5.5時だった下支点が4時になったとしよう。
この状態で引き足を使うとどうなりますか?
4時から7時くらいにかけてトルクをかけることになる。

先ほどと劇的な変化が生じる。
敵だった重力が味方に変わるのだ。
足を引き上げるのではなく、足を引きおろすのだ。これにはビンディングペダルが必須となる。
ビンディングペダルを足をもがいてもペダルから外れないためだけの装置として捉えている人は、この足を引きおろす「引き足」の存在を知らないためと思う。
トゥークリップなら抜けてしまいます。

この引き足、十分にトルクがかかる。
東京にいた時、自宅の近くに「大坂」という坂があった。わざわざ坂に名前がついているくらいだから、急坂のS字である。斜度も15%強はあるはずである。
ここを引き足でスプリントをして登るのが練習時の最後の「締め」だった。
アウターにぶち込み、無酸素領域でスプリントして40キロのスピードが出た。
ぼくごときでこのスピードが出る。上級者ならもっと出るはずだ。
ただこの坂、長いため途中でスプリントが終わる。その時ギアをインナーに落とさないと、立ちゴケする運命にw


以上が自分の「引き足」論である。
自分も最初は引き足を誤解していた。こんな変な動き使えるかよと思った。
だが、足を引きおろす引き足を覚えてからヒルクライムが多少速くなったのだ。

来年の乗鞍こそ、この引き足を炸裂させてみせる!

そのためには、クリートのチェックが欠かせないw

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スイーツや写真撮影目的のポタリングから乗鞍岳レースまで幅広く自転車を活用して日本中を駆け巡ります。

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